世の中には、大きく分けて2種類の人間がいます。「
私は言うまでもなく「前者」にカテゴライズされるわけですが、「
「ウンコが漏れる」という事象は、
ほんの少しでも付着した時点でそれはもう「アウト」
逆に言えば、衣服への付着を回避出来れば「セーフ」
私が今からする話は、文句無しに「セーフ」
2007年の冬。
相手の女の子達もなかなか可愛いかったので、
1年の半分以上はふてくされている私としては、
すでに始発が動いている時間ではありましたが、
実家までは明治通りを3〜40分まっすぐ歩くだけなので、
そして、我に返った私はある事に気が付きました。
まず、「尋常じゃないくらいウンコがしたい」という事。
そして、「到底家まで持ちこたえられる類の便意ではない」
私の頭に最初によぎった考えは、「
私は肛門をギュッと引き締め、「できる!」と心の中で叫ぶと、
と同時に、新たな事実にそこで初めて気づきました。
今これほどまでに渇望している「コンビニ」
今の猛烈な便意を考えれば、
私は再び肛門に力を込め、コンビニを求めて歩き出しました。
しかし、いくら歩いてもコンビニどころか車や人の気配すらなく、
この状況下で、「コンビニを見つけてウンコをする」
私は自分の考えが甘かった事を素直に認め、
ところが、これまで野糞をした事がなかった私は、
ましてや巣鴨の閑静な住宅街の中に、そもそもそのような「
肛門はすでに限界を迎えようとしていました。私はヒクソンの「
すると突然、ある場所が私の目に飛び込んできました。
それは、
「ココだ!!」
私は心の中で絶叫し、「あのスペース」めがけて突進しました。
「その現象」というのは、
私の場合、この現象に対する一番の対処法は、「トイレ」や「
この時も、
「お邪魔します。ああ、天然木を使った、いい階段ですね〜」
私はズボンとパンツを降ろしてしゃがみ込み、
一晩中飲んでいたためにお腹を下して下痢状になったそのウンコ自
「勝利!圧倒的勝利!」
私は達成感と多幸感に包まれていましたが、もう一つ、
真冬の早朝に外でするホカホカの小便が生み出すその湯気は、
うっすらと明るくなり始めた空に幻想的に立ち上がる湯気が消えか
同い年くらいのカップルが、こちらを見ながら歩いて来たのです。
それまで人っ子一人居ない住宅街であったにも関わらず、
これまで経験した事のないシチュエーションに突然立たされたその
朝焼けの 浮かぶ霞の その奥に
男一匹 巣鴨心中